【概要】
自民党憲法改正草案は賛否両論です。

しかし、護憲派も改憲派もどれだけ中身を理解してるでしょうか?

この憲法改正草案も不十分であることは確かです。

護憲派の指摘している部分も確かに一理あります。

ただ、明文化されているされていないで騒がれていますが・・・

現行憲法も明文化されていない部分は学説・通説・判例で

解釈がある程度導かれているので、過剰反応しすぎな感じも

しないでもありませんが・・・

明文化すれば確かに安心できるといえば安心できますね。

ただ、机上の空論ばかりに時間を掛けていても、国際情勢は

日々変るわけですし、時代の流れは速いわけですから・・・

その辺の現実とのバランスも考えたほうが良いと思います。
自民党憲法改正草案原文
jimintoukenpoukaiseisouan
▼伊藤真先生の書籍と比較すると非常にわかりやすいです。



この本を読んで、拡大解釈して、憲法改正で戦争になる!!

と大騒ぎしている人達が居ますが・・・

伊藤先生は、冷静に憲法の原理原則に基づいて分析している

ので、絶対に憲法改正してはならないと言う考えの先生では、

ないのですが・・・

残念ながら、この本には、そこまで記述が無いが為に・・・

危険な憲法改正と解釈する人が多いように思えます。

▼伊藤真の憲法入門には、記述があります。



平和主義の原理/集団的自衛権についてこう述べられています。

メディアの印象操作で、伊藤真先生は100%護憲派という印象が

非常に強いのですが・・・

実際に本を読んでみると全くイメージと違う先生でした!!

『私は変えるべきではないと思いますが・・・

国民的議論を経た上で、憲法改正手続きに従って、国の形を

変えるべき。』と。

是非一度、この書籍は読んでみると良いと思います。

この本は少し難しいので、できれば先に次の書籍を読んでから

の方が、分かりやすいと思います。

▼伊藤真の日本一わかりやすい憲法



これも難しければ・・・

▼赤塚不二夫先生を先に読むとよいでしょう。

「日本国憲法」なのだ!
赤塚 不二夫
草土文化
2013-05-31


ちなみに、私は自民党員ですが・・・

盲目に改憲に賛成というような、短絡的な考えではありません。

自民党の憲法改正草案も、不十分だと私は思っています。

でも、これが改憲の第一歩なら妥協範囲かな?とは思っています。

ただ・・・

護憲派の主張していることも確かに一理ありますので、

憲法改正は必要だと思いますが・・・

一番理想としては、自民党憲法改正草案を見直すこと!!

しかし、今の国際情勢を考えていると、いつまでも議論ばかり

していたら急ぎの、間に合わなくなってしまう懸念も拭えません。

▼詳細はコチラをご参照ください。 



【まとめ】
結論が良い悪いは別として、護憲派の法が改憲派よりも、

憲法の原理原則については、しっかり勉強していると思います。

私も、確かに、この憲法改正草案は特に2条については天皇が

抜けているので、明文化できるものは明文化したほうが良いと

私は思いますし、36条の拷問及び残虐な刑の禁止については、

公務員による、拷問及び残虐な刑罰は、禁止する。

となっているが・・絶対に禁止するとは書いていない。

ここを適正手続きの保障上問題と言う指摘があるが・・

これだけ国際情勢が悪化しているから、ある程度の限度を

超えた犯罪の内容によっては拷問してでも吐かせないと、

実際に、犯罪を減らすことができないと思います。

他にも、名文上不明確な点が多々見受けられますが・・・

学説上の争いの、うんちくの世界になってしまいますので・・・

我々国民が理解する上で、一番重要なことは・・・

犯罪犯さなきゃ、普通に平穏に暮らしていれば、この草案のまま、

仮に憲法改正になったところで、特別困ることはないと思います。

実際に、実生活で一々憲法何条がこうで、こうなるなんて・・・

考えながら毎日生活していますか?

余程の憲法マニアでなければ、まずないと思います。
~以下略~


この他に、憲法記念日に関するニュース・ネットの反応などもチェックしてみました。

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