悪い逆差別の条例案として、自称保守系のSNSなどで取り上げられて来ていました。
私も、正直、「在日を一括りにするな」という発言ばかりが目に止まってしまっていました。
正直、、ニュースでは報じられてるものの、条例の原案まではニュースに添付されてなくて、
私自身も、当初は在日特権を優先させるようなイメージを持ってしまった。
マスコミは検証すべき元の意見公募資料まで記事に載せないので、非常に分かりにくい。
SNS上では、これは言論封殺だ日本人に対する差別だと騒がれていました。
しかし、いくらなんでも条例とはいえ、法律に基づかないまま議会で承認されたとしても、
取消訴訟起こされて、裁判所が条例が違憲と判断されたら、白紙になってしまいます。
いくらなんでも、橋下徹元市長は弁護士だから、そんな法的瑕疵があるような条例案で
意見公募なんてしないだろうと思って、大阪市のホームページより意見公募の原案を
熟読すれば、日本人が在日韓国・朝鮮人に向けた発言のみが対象なのか?
わかると思い、実際に私は大阪市民ではありませんが読んでみました。
意見公募用:「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例案要綱 ( 案 ) 」(概要)
大阪市民ではないので、あえてBLOGには書かずに検証だけしておりましたが・・・
(熟読後の見解は後述とさせていただきます。)
どうも、最近のSNSを見ていると・・・
意見公募の条例の原案に目を通さずに言論封殺だ!!逆差別だ!!と。
「在日韓国・朝鮮人」という文言にばかり目が行ってしまって
日韓合意の時みたいに「英霊を侮辱した」みたいに脊髄反射してしまってるように思えて、
いきなり、検証結果を出しても、日韓合意の時も聞く耳持ってもらえなかったので・・・
次のようににツイートを投げてみました。
佐渡暇人放送@政治経済実況チャンネル@sadohimajinしかし丸一日経過しても、これに間違いだという指摘のメンションは一切入らず。これも、片手落ちな条例だよな。
2016/01/10 05:28:08
言論封殺にもなりかねない。
RT>ヘイトスピーチ抑止、条例案可決へ…大阪市議会 : 読売新聞
https://t.co/sbOGTxq8Cc
むしろ、リツイートをそのままされているような状況でした。
やはり、昨年末の日韓合意のときに「10億円」に目が行ったのと同様に
「ヘイトスピーチ」ばかりに目が行ってしまったのではないか?と思いました。
もう、自称保守がとにかく脊髄反射しすぎて検証不足だし憲法・法律・判例の
知識があまりにもなさすぎることに、決して上から目線で言う訳ではありませんが・・・
脊髄反射しまくって検証をしないことに危機感を感じます。
SNS上に何か反応のツイートがあると思い探しておりましたところ、
次のツイートが見つかりましたので、了解を得て引用させて頂きました。
大阪も前へ!SOLTISTA#117@Y99999633このツイートを読んで、やっと目を通した人の意見に出会えたって感動しました!!この頃橋下氏がヘイトスピーチを規制したとかのツイが保守派から流れてくるが、この条例は 嫌韓デモ規制と見せかけて実は左翼や反日の嘘を取り締まる為の条例なのに、どうして保守側から批難されているのか?反日左翼と戦っていたのが橋下氏!https://t.co/tMqf7s1UMS
2016/01/11 22:42:11
私の認識が、あながち間違ってなかったと確認することができました。
【まとめ】
私の検証結果は下記の通りです。
意見公募用:「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例案要綱 ( 案 ) 」(概要)
在日韓国人・朝鮮人へのヘイトスピーチを禁止する条例と騒がれていましたが・・・
この原案を読む限りは、在日韓国人・朝鮮人に限定されていないのです!!
⇒このように記載されています。
「在日韓国・朝鮮人の方々をはじめ多くの外国人が居住している中、
市内において現実にヘイトスピーチが行われているといった状況に鑑み」と記述されており、
決して在日韓国・朝鮮人に対してのみの発言をヘイトスピーチとするとは書かれて居ない。
更に、このようにも記述されています。
また、方策の対象となるヘイトスピーチは、本市が地方自治体であることから、
以下のものに限定することとします。
(1)市域内で行われたもの
(2)市域外で行われたものであって、
ア 市民等に関するもの(他市町村で市民等に対するヘイトスピーチが行われた場合など)
イ 市域内で行われたヘイトスピーチを市域内に拡散するもの
(市域内で行われたヘイトスピーチをインターネットで公開する場合など)
決して在日韓国・朝鮮人に対してのみの発言をヘイトスピーチとするとは書かれて居ない。
市民等に対するヘイトスピーチ
⇒日本人に対して中指立てて暴言吐く行為も
ヘイトスピーチとみなすという内容です!!
この条例により、一切のヘイトスピーチができなくなる。
つまり、反日・極左連中のデモを訴えることも出来る!!
会場使用の制限も掛ける事が出来るという内容なのです!!
かつて、大阪で、このような裁判がありました。
いくら市民とはいえ、過激派の集会に市が管理する
会場を貸すことはできないという使用拒否処分に
対して裁判が起こされましたが・・・
最高裁は使用拒否処分を認めました。
泉佐野市民会館事件
また、日本国憲法で定める人権については、
外国人にも、人権の享有主体性がある。
(日本で生活する外国人にも及ぶ)ことを
最高裁も認めています。
マクリーン事件
つまり、今回の意見公募用の原案は日本国憲法の
条文と判例を照らし合わせても瑕疵があるとは思えない。
在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチもNGだけど
在日韓国・朝鮮人が日本人に対するヘイトスピーチもNG!!
両方ダメですよ!!という内容の条例案なのです!!
在特会は、これに反対して、聞く耳を持たないと報じられていますが・・・
しばき隊にも該当する条例だから、正に法の下の平等なのです!!
在特会も、しばき隊などにカウンターかける必要もなくなります。
今まで、行動してきた事は、決して無駄ではなかったと思います。
本当に、在特会の皆さん、お疲れ様でしたと思っています。
▼だからもう、こんなこと出来なくなりますね!!
【大学の自治】 #香山リカ 先生を、ネット民は、ただの「基地外」で済ませてはならない!!冷静に詰めませんか? 【ご都合解釈!?】
これは、とても良い条例なので、
このような反政府デモにも該当するように
是非とも法律にしてもらいたいものです。
以上、最近過去の認識の甘さを反省しまくり@佐渡暇人放送でした。