軽減税率についての国会質疑の内容が良くわからない。
そこで、私は軽減税率提唱者の田淵隆明氏の著書を実際に買って読み始めました。

tabuchitaakaki



まだ、全部読みきれてない状況ですが、ツイッターで国会実況中にご縁があり、
著者の田淵隆明氏から、メンションいただくことができました。
本来は有料でコンサルをお願いしなければならない方からの貴重なご教示につき、
とても勉強になりましたので、是非ご一読いただきたく思いBLOGを書きました。
(※今回は、とても誤解されやすい内容につき特に長文になります。)

▼下記のBLOGの続報です。
国会では、「財源ガー」と先程も、民主党の大串博志議員が吼えていますが・・・
何も吼える必要はないし、ちゃんと確定申告する人が理解すれば済む問題と判明
軽減税率導入にともなう複数税率化は、みなし税率で処理できる!!
企業・個人事業主の確定申告は、困らないようになってはいることが判明!!
ただし、消費者心理は別問題であるというだけのことであると私は思いました。
質疑する内容のピントがずれています。

▼その田淵隆明氏との重要なツイートのやりとりを添付
  ⇒軽減税率導入されても、確定申告は困らないようになっている。
   増税反対の結論だけで見ると、政府の強引な年貢の取立てに誤解される。
   ということが認識できましたが、私は現時点では反対意見として返信しました。
   (反対理由の詳細については後述します)

▼ここまでのツイッターの流れをTogetterでまとめました。
【補足意見】
軽減税率導入しても、みなし単一税率として8%も10%も一括で確定申告の
処理は出来る仕組みと言うことは認識できましたので、安心しました。
我々のような個人事業主の青色申告面での処理は問題ない!!
とても、素晴らしい案なのです!!

が、しかし!!
まだまだPOSレジを導入していない、市や行商や出前もおこなっている
個人商店があるのも現状である中で、今現在の確定申告でさえも、
商工会に依存してしまってる現状で、各自が独り立ちして新税制による
確定申告を行うことは、まだまだ手書き帳簿でパソコンの会計ソフトの導入も
できて居ない状況では、正直この都会の物差しの軽減税率案を地方の個人商店
にまで導入させるのは、世代交代を加味し、15年は掛かると思います。
(e-TAX/マイナンバー等ですら、理解がおいついていない現状です。)

これが、中央と地域の格差であると私は思います。
時代の流れに、まだまだ地方は付いて来れて居ない状況なのです。


また、一般の消費者には、関係の無いと思う人の方が多いと思いますので、

まだまだ中央と地方との経済格差があるうちは不可能だと思います。
そのために、3万円給付しようという政府案があったと思うのですが・・・
それですら、選挙対策のバラマキと言いがかりをつけられる始末。
何をやっても、安倍政権は、おおさか維新の会以外の野党からは、批判されてしまっています。
(特に民主党・共産党・社民党等が与太話吹聴して国民不安煽ってデモを煽ります。)
理解しようとしないで国民主権ばかり主張する国民側に当然問題があるのですが・・・
理解できるできないには、生まれもっての身体的能力の問題による個人差があります。

このように、サヨク政党の与太話・偏向報道が先行してしまい鵜呑みにする国民の方が
多い状況では、飲食店等の場合は、テイクアウトが8%で店内飲食が10%ならば当然として
消費者心理としてはテイクアウトが増える。
これにより、安い税率で手間が増えれば飲食店経営も圧迫されてしまいます。
みなし税率で申告できるから、うちは8%で据え置きしますと価格設定したところで、
素直に納得する消費者ばかりとは限らないのではないでしょうか?
最初っから価格設定ふっかけてるんじゃないか?としか見ない消費者も居ます。
今は、とんでもないクレーマーが居る時代ですから、机上の計算通りに一般消費者に
当てはめることは正直、無理があると思います。

また、8%に増税後の現在でも、私は増税を理由に請け負い金額を上げました。
しかし、中には値上げできない飲食店等の業種の方々も実際に存在します。
マイナンバーで不正受給暴けば、財源確保できるから軽減税率導入での増税という
目論見であるかもしれませんが・・・
マイナンバーやTPPですら与太話が出回り国民の理解が得られていない状況の、
このタイミングで、確定申告は困りませんからといって軽減税率導入で増税しても、
余計に、価格設定も困りますし、消費者心理としては増税ばかりが頭についてしまい、
消費が増えるどころか、意固地になって卑屈になって消費が冷えるだけです!!
私は、こういう理由で軽減税率導入の増税案には現時点では、反対しております。

ところが、今の国会中継を見ていますと・・・
今の民主党や共産党等の質疑は安倍総理が独裁政権だ!!というイメージを植えつけさせて、
安倍政権を転覆させるような質疑が繰り広げられているだけでしかありません。
政権奪還させることばかりが前面に出てしまって、綺麗ごとで「経済格差」を訴えても、
ただ、バラマキを求めるだけで、具体的に政府に協力して議論しようという野党は、
おおさか維新の会くらいしか、予算委員会では見受けられません。
それよりもなによりも、予算委員会に関係ない質疑で進行を意図的に妨害している
ことが何よりもの問題の根源だと私は思っております。

こんな、学級崩壊状態の荒れた国会では、与党もきちんとした説明ができない!!
説明しようとする度に、「そんなことは聞いていない!答えになっていない!!」と
聞く耳を一切持たずに、与党いや、安倍総理の批判しかしない無茶苦茶な状況。
これでは、国民に正しい情報が伝わる訳が無い!!

そして、民主党・共産党・社会党等の与太話に脊髄反射する国民がデモを起こして、
それを、あたかも当たり前かのように報道されてる現状では、自分で独り立ちして
政治を検証しようという気持ちがない国民は騙されてしまうだけです!!

同じ、軽減税率による増税反対でも人事院制度見直しによる財源確保を
提案している、おおさか維新の会が本来あるべき野党の姿であります。

明確な根拠の元で財源確保できないと思うから、増税を見送って他の法案改正を
絡めての予算見直しを与党に質疑するのが、本来の野党の役割ではないでしょうか?


しかし、残念ながら政治家ばかりを責めることができません。
多くの国民は知らないところで政治は勝手に決まると。
消極的になり、自ら独り立ちして政治を検証しようという気持ちがないことが、
とても私は悲しく思います。
こんなに、個人の尊厳が認められて、デモも遣りたい放題の優しい国なのに・・・
どうして、政治を理解しようと自ら独り立ちして行動しないのか?と。
確かに自由選挙ですから、投票しなくても罰せられませんが・・・
その時点で、国民主権という権利主張は終わっていると私は思います。

【まとめ】

軽減税率導入による増税案自体は大賛成です!!
とても素晴らしい経済政策だと思います!!
しかし、補足意見の通り時期早々であるために、
まだ15年程度は見送るべきだと思います。
よって、軽減税率導入による増税は反対です!!

【余談】
BLOGをまとめているうちに、
予算案は原案通り衆議院予算委員会で可決されてしまいました。
後は、実際に軽減税率導入による増税になるかどうか?
10%への増税が実際に一度見送られていますので・・・
果たして結果はどうなることでしょうか?
私は、おおさか維新の会の足立康史議員の提案の
人事院制度の見直しによる財源確保等を
先に行った上で、足りなくなってから増税しても
遅くないと思います。
皆さんは如何でしょうか?
衆議院インターネット審議中継ライブラリー にて動画もご確認ください。

以上、増税案は賛成でも増税は反対@佐渡暇人放送でした。